ロボット検定には、大きく2つの役割があります。
ひとつは、検定に合格した人間に対して、「あるレベルに達したロボット技術者」であるというお墨付きを与えること。企業の求める「即戦力」となる社員採用の際に、ひとつの目安として利用することができる資格としての役割です。
もうひとつは、ロボット技術者になるために必要な知識と技術の指針を示すこと。学生や他分野の技術者に対して、どんな知識を学び、どんな技術を身に付ければロボット技術者になれるのかを明示することです。
「企業に力を、人に技術を、子供に夢を」 − これがロボット検定に与えられた使命だと考えています。
企業において
入社希望者の技術レベルの判断基準となります。 また、社内で検定を受けさせることで、社員の技術向上をはかることや、モチベーションを高めることができます。
学校など教育機関において
ロボット検定合格を目標にすることで、学生や生徒の向上心、探求心、好奇心の高まりが期待できます。 また、その判定結果は就職時や受験時に役立つでしょう。 さらに、学生、生徒募集の際には、この検定に対応した授業そのものが学校の大きなアピールポイントになります。
技術者や学生にとって
就職や転職の際、身に付けたロボット技術に対する「客観的な評価」が、有利にはたらくことが期待できます。