2022年度の第2回ロボット検定For EV3、For SPIKEプライム及びFor WeDo2.0検定が2022年 10月 2日に開催されました。(会場により別日程で開催)
北海道、宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、静岡、愛知、大阪、兵庫、奈良、広島、福岡、熊本、大分、鹿児島、沖縄のロボット検定認定会場で1,802名の小中高生が受験しました。
各検定会場ではコロナウィルス感染防止対策を取りながら実施いたしました。
For WeDo2.0検定
試験時間は全級40分。
問題は、知識問題(40点)・組立て問題(30点)・プログラミング問題(30点)が出題されました。100点満点中70点以上で合格となります。知識問題だけでなく実技問題が出題されるのがロボット検定の特徴です。知識問題では、ギアの仕組み、滑車の仕組み、プログラミング的思考を問う問題が出題されました。実技問題では、例年通り組立てたロボットを条件通りに動かす問題が出題されました。基本動作のプログラミング、センサーを用いたプログラミングのスキルが問われています。全体の結果は以下の通りです。
平均点(100点満点) | 合格率(%) | |
3級 | 70.3 | 76.0 |
2級 | 68.8 | 69.0 |
1級 | 76.5 | 57.4 |
For EV3検定
試験時間3級、準2級は60分、2級、準1級、1級は90分。問題は、知識問題(20点)・実技問題(組立て+プログラミング)(80点)が出題されました。100点満点中70点以上で合格となります。知識問題では例年通り、ギア・滑車の仕組み、各種センサーの知識と活用が出題されました。組立て問題は、2級までは組立書を見て製作しますが準1級からは指定された条件に適合するロボットを製作します。プログラミング問題では、3級は基本動作、準2級はセンサーを用いた基本動作が問われています。2級では「条件分岐」「変数」「画面表示」を総合的に用いるプログラミングスキルが問われました。準1級と1級ではフィールド上でミッションを攻略するロボット+プログラミングの総合スキルを問う問題が出題されています。1級ではプロミング言語も出題されました。
総合結果は以下の通りです。
平均点(100点満点) | 合格率(%) | |
3級 | 74.9 | 71.8 |
準2級 | 68.7 | 69.1 |
2級 | 65.0 | 49.6 |
準1級 | 53.2 | 22.8 |
1級 | 36.7 | 66.7 |
For SPIKEプライム検定
今回から初開催となり、3級試験が実施されました。EV3検定と同様に試験時間は3級は60分です。問題は、知識問題(20点)・実技問題(組立て+プログラミング)(80点)が出題されました。100点満点中70点以上で合格となります。
主題範囲と内容はEV3の3級と同様で、用いるロボットだけが違う内容となっています。総合結果は以下の通りです。
平均点(100点満点) | 合格率(%) | |
3級 | 69.0 | 70.3 |
次回の検定は2023年 4月を予定しております。
またの挑戦をお待ちしております。