『ロボット検定』がプログラミング教育サイト「コエテコ」で紹介されました!

ロボット検定が、教育サイト「コエテコ」で取り上げられ、素晴らしい紹介記事が掲載されました!https://coeteco.jp/articles/14048

掲載記事のタイトル:
「(取材)『ロボット検定®』に挑戦してみよう!小学生から受けられるロボットプログラミング検定・ロボ検を詳しく解説」

この記事では、小学校低学年から受験可能なロボット・プログラミング検定「ロボット検定®」について、詳しく解説されています。ロボット検定を受けることで得られる自信やモチベーションの向上、受験や面接でのアピールポイントとしてのメリットなどが紹介されています。
また、一般社団法人ロボット技術検定機構の事務局のインタビューを通じて、実際の試験会場の様子も写真と共にお伝えしています。

記事の目次:
・ロボット検定®とは?
・ロボット検定®で「企業に力を、人に技術を、子どもに夢を」
・ロボット検定®の内容とは
・実際のロボット検定®を見学しました!
・ロボット検定®の受験者について
・AI・ロボット時代を担う人材を育むために
・未来のロボット技術者をめざして「ロボ検®」にチャレンジしてみよう!

ぜひ、この記事を参考にして、未来のロボット技術者を目指して「ロボ検®」に挑戦してみてください!

2024年度第1回ロボット検定が実施されました


2024年度の第2回ロボット検定(EV3、SPIKEプライム使用)、ロボット検定ジュニア(WeDo2.0、SPIKEベーシック使用)が2024年 4月 14日に開催されました。(会場により別日程で開催。)
茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、静岡、愛知、大阪、兵庫、奈良、広島、山口、福岡、佐賀、熊本、大分、鹿児島、沖縄のロボット検定認定会場で小中高生が受験しました。

ロボット検定ジュニア( WeDo2.0使用)
試験時間は全級40分です。問題は、知識問題(30点)、組立て問題(30点)、プログラミング問題(40点)から構成されており、100点満点中70点以上で合格となります。ロボット検定の特徴は、知識問題だけでなく実技問題も出題される点にあります。
知識問題では、パーツの知識、立体図形、プログラミング的思考を問う問題が出題されました。組立て問題は、2級がゴリラロボット、1級がラッコロボットと、動物をテーマにした組立て問題となっており、級ごとに異なるロボットを組み立てる内容です。プログラミング問題では、組み立てた動物ロボットの生態とその特徴を表す動きを作る問題が出題されました。例年通り、1級では組み立てたロボットを条件通りに動かし、試験官が判定する問題が出題されました。
全体の結果は以下の通りです。

  平均点(100点満点) 合格率(%)
2級 77.4 81.2
1級 74.5 79.9

なお、今検定はWeDo 2.0の販売終了とサポート終了に伴い、2024年第2回検定の1級試験をもって実施を終了させていただきます。

ロボット検定ジュニア( SPIKEベーシック使用)
今回から初開催される本検定は、新教材「SPIKEベーシック」を使用した検定で、WeDo 2.0検定の後を継ぐものとして今後展開されます。そのため、WeDo 2.0検定と同じく小学低学年を対象としており、出題内容もWeDo 2.0検定に準じたものになります。
試験時間は全級40分です。問題は、知識問題(30点)、組立て問題(40点)、プログラミング問題(30点)から構成されており、100点満点中70点以上で合格となります。知識問題では、パーツの知識、立体図形、てこの仕組みを問う問題が出題されました。組立て問題はふくろうロボットを組み立てる問題で、プログラミング問題では、組み立てたふくろうが空を飛ぶ動きを作る問題が出題されました。3級では実際にロボットを動かす問題はなく、ロボットを動かすためのプログラム作成能力を問う問題となります。
全体の結果は以下の通りです。今秋開催予定の第2回検定では2級を実施予定です

  平均点(100点満点) 合格率(%)
3級 83.2 89.7

ロボット検定(EV3使用)
試験時間は準2級が60分、2級、準1級、1級は90分です。問題は、知識問題(20点)、組立て問題(40点、準1級・1級は30点)、実技・プログラム問題(40点、準1級・1級は50点)から構成されており、100点満点中70点以上で合格となります。知識問題では、ギア・滑車・各種センサーの知識と活用、およびプログラミングの知識と活用を問う問題が出題されました。組立て問題は、準2級・2級は組立書通りに組み立てる問題が、準1級・1級は指定された条件に適合するロボットを製作する問題が出題されました。
プログラミング問題では、準2級はモーターとセンサーを用いた基本動作が問われました。2級では「条件分岐」「変数」「画面表示」を総合的に用いるプログラミングスキルが問われました。準1級と1級ではフィールド上でミッションを攻略するロボットとプログラミングの総合スキルが問われ、1級ではプログラミング言語(PythonまたはC言語)も出題されました。
総合結果は以下の通りです。今検定はEV3の販売終了とサポート終了に伴い、すでに3級の実施は終了しておりますが、準2級は今回で終了となります。なお、2級は2025年第1回で終了予定です。

  平均点(100点満点) 合格率(%)
準2級 78.4 80.3
2級 71.8 69.2
準1級 50.4 29.1
1級 61.1 52.9

ロボット検定( SPIKEプライム使用)
SPIKEプライム検定は今回から2級試験が実施されました。EV3検定と同様に試験時間は3級・準2級は60分で2級は90分です。問題は、知識問題(20点)・組立て問題(40点)・実技プログラミング問題(40点)が出題されました。100点満点中70点以上で合格となります。
主題範囲と内容はEV3の各級と同様ですが、ロボット・センサーの構造や仕様、プログラミングソフトが違うため、その点はSPIKEプライム用の問題内容となっています。総合結果は以下の通りです。

  平均点(100点満点) 合格率(%)
3級 74.7 76.5
準2級 67.5 64.0
2級 73.9 74.9

 


次回の検定は2024年9月を予定しております。
またの挑戦をお待ちしております。