2018年度の第2回ロボット検定For EV3及びFor WeDo試験が2018年9月30日(日)に開催されました。
北海道、宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、静岡、愛知、大阪、兵庫、奈良、広島、福岡、熊本、大分、鹿児島、沖縄のロボット検定認定会場で1908名の小中高生が受験しました。
For WeDo試験では新たに2級が実施されました。
For WeDo 試験の様子
For EV3 試験の様子
For WeDo試験
試験時間3級、2級は40分。3級は知識問題(選択問題)70点と実技問題(組立て)30点、2級は知識問題(選択問題)30点と実技問題70点(組立て30点、プログラミング40点)が出題されました。100点満点中70点以上で合格となります。
結果は以下の通りです。
平均点(100点満点) | 合格率 | |
3級 | 74.0 | 76.3% |
2級 | 66.7 | 58.0% |
初実施の2級では低い合格率となりました。
組立て問題ではパーツ違い、向きの違い、差し込む箇所の微妙なずれによる失点が見られました。プログラミングの問題ではアイコンを並べる順番の間違いが一番多い間違いでした。
For EV3試験
試験時間3級、準2級は60分、2級、準1級、1級は90分。知識問題20点、実技問題80点(組立て40点、プログラミング40点)が出題されました。100点満点中70点以上で合格となります。
結果は以下の通りです。
平均点(100点満点) | 合格率 | |
3級 | 80.1 | 81.0% |
準2級 | 71.2 | 67.8% |
2級 | 57.4 | 32.0% |
準1級 | 54.5 | 40.0% |
1級 | 67.5 | 75.0% |
2級では例年よりも低い合格率となりました。
特に変数を扱う問題の正解率が低くなっています。
変数そのものの理解と変数アイコンの使い方の学習不足が見受けられます。
準1級、1級ともに実技問題では健闘している中、知識問題で得点出来ていない傾向がありました。