2018年度の第1回ロボット検定For EV3及びFor WeDo試験が2018年6月24日(日)に開催されました。
北海道、宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、静岡、愛知、大阪、兵庫、奈良、広島、福岡、大分のロボット検定認定会場で1436名の小中高生が受験しました。
今回から小学低学年を対象としたロボット検定For WeDo試験が実施され、小学1年~2年生1,009人がFor WeDo3試験3級に挑戦しました。
For WeDo 試験の様子の様子
For EV3 試験の様子の様子
For WeDo試験
試験時間3級、2級は40分。3級は知識問題(選択問題)70点と実技問題(組立て)30点、2級は知識問題(選択問題)30点と実技問題70点(組立て30点、プログラミング40点)が出題されました。100点満点中70点以上で合格となります。
結果は以下の通りです。
|
平均点(100点満点) |
合格率 |
3級 |
83.7 |
88.2% |
初実施ではありましたが、受験者は事前に受験対策問題でしっかりと学習されていました。
「テスト」そのものは初めての生徒も多いことから、回答の仕方で失点しているケースが見られました。
For EV3試験
試験時間3級、準2級は60分、2級、準1級、1級は90分。知識問題20点、実技問題80点(組立て40点、プログラミング40点)に挑戦しました。100点満点中70点以上で合格となります。
試験の結果は以下の通りです。
|
平均点(100点満点) |
合格率 |
3級 |
81.2 |
84.1% |
準2級 |
81.2 |
88.1% |
2級 |
69.5 |
63.5% |
準1級 |
56.1 |
42.9% |
1級 |
80.0 |
100% |
例年に比べ高い合格率となりました。
1級では受験者数が少ないこともありましたが、全員合格という素晴らしい結果となりました。
次回は9月30日を予定しております。
2017年度の第2回ロボット検定For LEGO® EV3検定が2017年9月24日(日)に開催されました。
東京、神奈川、千葉、埼玉、宮城、茨城、新潟、愛知、奈良、福岡、大分の全27のロボット検定認定会場で365名の小中高生が受験しました。
3級、準3級は60分、2級から1級は90分の試験時間で知識問題、実技問題に挑戦しました。100点満点中70点以上で合格となります。
当日の検定会場の様子①
当日の検定会場の様子②
当日の検定会場の様子③
今回の結果は以下の通りです。
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平均点(100点満点) |
合格率 |
3級 |
80.2 |
82.3% |
準2級 |
83.7 |
87.1% |
2級 |
72.4 |
64.6% |
準1級 |
43.6 |
22.2% |
1級 |
45.0 |
0% |
3級、準2級は例年よりも高い合格率となりました。
一方正答率は3級、準2級ではギアの回転・知識を問う問題、2級では変数を使用する実技問題で正答率が低い結果が出ました。こちらは頻出の出題内容ですので過去問等でしっかり対策を取ってください。
またパーツの知識を問う問題では役割は分かっても名称を理解していない解答も多く見受けられました。
今回準1級で4人の合格者が出ましたが、1級では残念ながら合格者は出ませんでした。
準1級、1級ともに実技問題では健闘している中、知識問題で得点出来ていない傾向がありました。
弱点を克服してまたの挑戦をお待ちしております。
次回は2018年の実施を予定しております。
2017年度の第1回ロボット検定For LEGO® EV3検定が2017年6月18日(日)に開催されました。
東京、神奈川、千葉、埼玉、宮城、茨城、新潟、愛知、奈良、大阪、大分のロボット検定認定会場で347名もの小中学生が受験し232名が合格しています!
当日の検定会場の様子
試験は筆記問題と実技問題で構成され、100点満点中70点以上で合格となります。
今回の結果は以下の通りです。
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平均点 |
合格率 |
3級 |
76.2 |
69.7% |
準2級 |
72.1 |
69.9% |
2級 |
66.5 |
56.4% |
準1級 |
59.3 |
28.0% |
1級 |
30.0 |
0% |
3級では解答用紙への記入ミスで失点しているケースが見られました。
また全級を通じて用語、パーツの名称の確認不足が多いようです。
過去問等でしっかり対策をして、次の級を目指して欲しいです。
次回は2017年9月24日(日)に実施を予定しております。
またの挑戦をお待ちしております。
ロボット検定For LEGO® MINDSTORMS® Education EV3が2016年10月23日(日)に開催されました。
東京、神奈川、千葉、埼玉、宮城、愛知、茨城、奈良のロボット検定認定会場で302名もの小中学生が受験し160名が合格しています!
当日の様子
今回の合格率は以下となります。
3級試験合格率:54.8%
準2級試験合格率:52.5%
2級試験合格率:50.0%
準1級試験合格率:45.5%
次回は2017年6月に実施を予定しております。
またの挑戦をお待ちしております。
ロボット検定For C
開催日:
2016年7月10日(日)13:00~16:00
※12時15分より受付開始
会場:
川崎市産業振興会館
受検対象者:
中学生以上一般、技術者。
定員:
50名
受検料:
受検料:¥ 13,500(税別) (検定料7,500円 検定キット料6,000円)※検定キットはお持ち帰り頂けます。
Arduino Uno R3をお持ち込みの場合、検定料:¥10,500(税別)
出題内容:
メカトロニクス、エレクトロニクス、ソフトウェアの基礎知識を必要とする実技問題
募集期間:
2016年5月21日(土)~7月5日(火)
主催:
一般社団法人ロボット技術検定機構
ロボット検定For LEGOⓇ MINDSTORMSⓇ Education EV3が2016年10月23日(日)に開催されます。
今やロボット産業だけでなく、自動車、家電、医療、福祉など多方面で不可欠なロボット技術。
この検定では、知識だけではなくロボットの組立て、プログラミングスキルが必要となるため、応用力や実践的な総合力が試されます。
皆さんの挑戦をお待ちしております。
申込み受付期間。2016年9月10日(土)~10月20日(木)
試験の詳細・お申込みはこちらから。
2016年度、ロボット検定実施のお知らせ。
○For students (今期から名称がFor LEGOⓇ MINDSTORMSⓇ Education EV3に変更となります。)
第1回 6月26日(日)、第2回 10月23日(日)
会場:ロボット検定認定校
検定の詳細はこちら。
○For C(Arduinoを使った実技試験)
7月10日(日)
会場:川崎産業振興会館
検定の詳細はこちら。
平成28年5月、2日間で株式会社ミクロスソフトウェア様にてロボットを使った社員研修を実施しました。
これからSE・プログラマーとして活躍する新入社員を対象に、現場に出る最後の実践研修という位置づけで行われました。
「ロボット」を使用して、
・ソフトウェア技術者として知っておくべきハードウェアの基礎を学ぶ
・ハード、ソフト、現実環境を考慮した中で課題を達成する技術の育成。
が研修課題でした。
カリキュラムは以下の通りです。
・ロボットカーの組立て、回路図を見てマイコンボードArduinoの配線、C言語プログラミング。
・ロボットカーの自動制御システムを構築する。
研修風景
本社と北海道支社、大阪支社をTV会議方式で同時に実施させて頂きました。
本社で講義を進め、質問や確認は随時対応。
1日目。
マイコン回路の実践。光センサに連動させてLEDを光らせる。
製作風景。チームワーク良く受講者間で知恵を共有。
2日目。
プログラミング。実装テスト。
C言語ベースのアルディーノ言語でプログラミング。
課題はライントレースの実装テスト。
- スタートラインを認識してスタート。
- ライントレースを行う。
-
ゴールラインを認識して動作停止。
受講者1人ずつセンサー値を反映させたプログラミングをテストしました。
基本プログラム、ハードは正確に仕上げていたものの中々思い通りにはいかないケースもありました。
現実の状況を踏まえ適応する「エンジニアリング」の難しさを体験して頂けたと思います。
ハードとソフトの関係、ハード設計者の考え方を知ることができたと思いますので、
今後プログラマー、SEとしての技術に幅を持たせることができるようになって頂ければと思います。
2016年度、ロボット検定実施のお知らせ。
○For students (今期から名称がFor LEGOⓇ MINDSTORMSⓇ Education EV3に変更となります。)
第1回 6月26日(日)、第2回 10月23日(日)
会場:ロボット検定認定校
検定の詳細は
こちら。
○For C(Arduinoを使った実技試験)
7月10日(日)
会場:川崎産業振興会館
検定の詳細は
こちら。